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債権者集会・債務者審尋(免責審尋)前に読む記事

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今回は自己破産手続きの重要なステップである「債権者集会」と「債務者審尋(免責審尋)」について詳しく解説します。多くの方が不安と緊張を感じるこれらの期日について、実際の流れや心構えをお伝えし、少しでも安心して臨めるようにしたいと思います!

債権者集会と債務者審尋(免責審尋)とは何か?

自己破産手続きを進める中で、最後の山場となるのが「債権者集会」と「債務者審尋」です。これらは原則、裁判所への出頭が必要となるイベントで、多くの方が緊張されるポイントです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

債権者集会の概要と実際の流れ

債権者集会は、管財事件(異時廃止事件)の場合に行われる重要な期日です。この集会には以下の人々が参加します。

  • 裁判官と書記官
  • 破産管財人
  • 債権者(実際には出席する債権者は少ない)
  • 代理人弁護士
  • 破産者(依頼者)本人

この集会の目的は、破産管財人がこれまでの調査結果(財産状況や免責に関する調査)を報告し、債権者からの意見を聞くことです。実際には東京地方裁判所本庁では約5分程度で終わる機械的な集会になることがほとんどです。

この集会の内容をもとに、裁判官が破産手続きを終了するか、免責許可を出すかを検討し、後日正式な決定が出されます。

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管財事件の類型は清算型、資産等調査型、免責調査型、法人併存型で4種類です。財産清算が完了、他に資産となりうるものがない調査の完了、免責不許可事由がある場合に裁量免責にふさわしいかの調査が完了、個人の破産者が代表を務める法人の破産事件が完了していれば、基本的には債権者集会は終了します。
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免責審尋の実際

免責審尋は、破産者本人と代理人弁護士が裁判所に出頭し、裁判官が破産者から直接事情を聴取する手続きです。

  • 借金問題に至った経緯
  • 今後の生活再建の見通し
  • 免責不許可事由の有無の確認

などが行われます。これも東京地方裁判所では短時間で終わることが多いですが、地方の裁判所では熱心な裁判官による説教が行われることもあるようです。

この審尋の内容をもとに、後日免責許可の決定が出されます。

裁判所出頭前に必ず知っておくべき3つのポイント

裁判所への出頭に不安を感じる方が多いですが、以下の点を理解していれば安心して臨むことができます。

免責許可の意味を正しく理解する

自己破産における免責許可とは、債務の支払能力がないことを裁判所に認めてもらい、破産者の債務の支払義務を免除してもらう制度です。これは破産者の経済的再出発を支援するための制度ですが、同時に債権者の多大な犠牲の上に成り立つ手続きでもあります。

裁判所で質問される際には、以下の点を常に念頭に置いておくことが重要です。

  • 債権者が最大の被害者であることを理解している
  • 二度と破産しないという強い決意がある
  • 経済的に再生する具体的な計画がある

免責不許可事由について理解しておく

破産法には免責を認めてはいけない場合(免責不許可事由)があります。

  • 浪費や賭博など著しく財産を減少させる行為
  • 財産隠しや虚偽の申告
  • 過去7年以内の免責
  • 裁判所の命令違反

などがあります。免責審尋では、これらの事由に該当しないことや該当したとしても免責を許可してもらう反省等の姿勢を明確に説明できるようにしておくことが大切です。

免責後の生活プランを具体的に考えておく

審尋では、今後どのように生活していくかについての質問も予想されます。借金の原因を究明し、今後その原因を解決する具体的な計画を用意しておきましょう。

  • 家計収支表をつけて無駄な支出を削減する具体的な方法
  • 収入に見合った生活を送るための工夫
  • 無駄な飲食代や娯楽費、交際費をどのように抑えるか
  • 貯蓄の計画

具体的な生活改善策を述べることで、裁判官に再生への真摯な姿勢をアピールできます。

地域による違い

自己破産の手続きは裁判所によって若干の違いがあります。

東京地方裁判所の場合

東京地方裁判所では、債権者集会も債務者審尋も機械的・形式的に進行することが多く、多くの場合5分程度で終了します。質問も基本的なもので、標準的な回答ができていれば問題ないでしょう。

その他の地方裁判所の場合

地方の裁判所では、裁判官が熱心に破産者の状況を聞き取り、今後の生活指導まで行う場合があります。時間も比較的長くかかることがあり、10〜20分程度の審尋になることも珍しくありません。

いずれの場合も、事前に代理人弁護士から具体的な流れを聞いておくと安心です。

まとめ

債権者集会や債務者審尋は、自己破産手続きの最終段階における重要なイベントです。緊張するのは当然ですが、以下の心構えで臨めば問題ありません。

  • 破産に至った原因を正直に説明できるよう準備する
  • 債権者への感謝と反省の気持ちを持つ
  • 具体的な生活再建プランを考えておく
  • 質問には簡潔かつ誠実に答える
  • 服装や態度に気を配り、真摯な姿勢を示す

不安なことがあれば、担当の弁護士に相談し、アドバイスをもらうことも大切です。多くの場合、事前に想定問答の練習をしてくれるはずです。

債権者集会・債務者審尋を乗り越えれば、免責許可決定はもうすぐそこです。新しい人生のスタートに向けて、最後まで真摯に取り組みましょう!

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