こんにちは!! 返済レスキューです✨
今回は「自己破産や個人再生で提出する賞与明細はどこを見られるのか?」「申立書のどの部分に関係するのか?」について、実務的な観点から詳しく解説します。
賞与明細が必要となる理由
自己破産や個人再生の申立てでは、申立人の「本当の返済能力」や「財産状況」を正確に把握することが大切です。給与だけでなく、賞与(ボーナス)も安定収入や財産評価の一部とみなされるため、賞与明細の提出が求められます。
賞与明細で着目される主なポイント
年間収入の正確な把握
- 賞与も含めた「年収」を正確に算出し、申立書や家計表、陳述書に反映させるために使われます。
- 賞与が大きい場合、毎月の給与だけでは見えない「実質的な返済能力」が明らかになります。
控除項目
勤務先の持株会や積立など、資産性がある控除項目も注目されます。
清算価値・可処分所得の計算
- 個人再生では「清算価値保障原則」「可処分所得2年分ルール」があり、賞与も含めた収入で返済額が決まる場合があります。
- 自己破産でも、賞与が直近で支給されている場合は「財産」として評価され、破産財団に組み入れる必要が生じることがあります。
家計収支・生活状況の確認
- 家計表や陳述書に記載する「収入」には、賞与の支給時期・金額も記載します。
- 毎月の収入が少なくても、賞与でまとまった収入がある場合は、生活状況や返済計画の妥当性を判断する材料となります。
財産目録との整合性
- 賞与が支給された直後に大きな預金残高がある場合、賞与明細と通帳の入金記録が一致しているかを確認します。
- 使途不明金や浪費、偏頗弁済(特定の債権者への返済)がないか、賞与の使い道もチェックされます。
賞与明細が関連する申立書類
申立書・陳述書
- 職業・収入欄に「賞与の有無」「過去2年の賞与金額・支給時期」を記載したり、過去2年間で処分した財産としても記載することがあります。
- 収入の根拠資料として賞与明細が添付されます。
家計表
- 家計表には「月ごとの手取り収入」として賞与分も反映させます。
財産目録
- 賞与が支給されたばかりの場合、預金残高や現金として財産目録に記載します。
- 使い切っている場合も、使途を説明できるようにしておく必要があります。
実務上の注意点
- 賞与明細は直近2年分が求められるのが一般的です。
- 賞与が現金支給や手渡しの場合は、会社から証明書を発行してもらうこともあります。
- 申立書類の記載内容と賞与明細の金額・時期が一致していないと、追加説明や補正を求められることがあります。
まとめ
賞与明細は、自己破産や個人再生の申立書類の中で「収入の正確な証明」「財産評価」「家計の実態把握」に直結する重要な資料です。
申立書や家計表、財産目録、清算価値算出シートなど、複数の書類と密接に関連しています。
賞与の有無や金額、使い道も含めて、正確に申告・添付することがスムーズな手続きのカギとなります。
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