PR

ねこさん(40代)自己破産の体験談|600万・親の生活費肩代わり

スポンサーリンク

ねこさん(40代)自己破産の体験談|600万円・親の生活費肩代わりと買い物依存・精神疾患を抱えて手続き完遂

親の生活費を工面し続けるうちに家計が苦しくなり、精神疾患を抱えながらフルタイム勤務と掛け持ちを続けてきたねこさん(40代・会社員/実家暮らし)の自己破産の体験談です。収入が安定した後も親のお金遣いは変わらず、節約がむなしくなって買い物依存へ。4社・約600万円の借金を抱え、身内の紹介で受任してもらった弁護士と共に管財事件を進めました。担当弁護士との意思疎通の難しさや家族バレ、使っていない口座の履歴取り寄せなど多くの困難がありながら、6ヶ月〜1年で手続きを終えた記録です。

プロフィール・手続き概要

  • 仮名ねこさん
  • 年代40代
  • 性別未記載
  • 職業会社員(正社員)/過去にフルタイム+掛け持ち経験あり
  • 家族構成子どもあり/実家暮らし
  • 借金額約600万円(4社)
  • 主な原因親の生活費の肩代わり/買い物依存/リボ払い/医療費
  • 選んだ手続き自己破産(管財事件)
  • 期間6ヶ月〜1年
  • 依頼先身内の紹介で受任してもらった弁護士事務所
  • 特記事項精神疾患あり/親の収支提出は事前相談で回避/管財人宛の郵便物から家族バレ/美容院代を管財人に指摘される

借金が膨らんでいったきっかけ

親の生活費を工面し続けた末に

ねこさんの借金は、親の生活費を肩代わりするところから始まりました。精神疾患を抱えながらもフルタイムや掛け持ちで働き、やがて正社員になって収入が安定しても、親のお金遣いの荒さは変わらなかったといいます。

親の生活費や浪費から始まり工面してるうちに。精神疾患がありながらもフルタイムに掛け持ち、その後正社員になって収入が安定しても親のお金遣いの荒らさが直らず

節約がアホらしくなって買い物依存に

自分は節約しているのに、状況が変わらない——そのストレスが積み重なり、ねこさんはやがて買い物依存症になっていったそうです。

また、自分は節約してることがアホらしくなって買い物依存症になりました。

精神的な負荷が長年続く中で、買い物が唯一の逃げ場になっていくのは、決して珍しいことではありません。「なぜこうなったのか」という背景を理解することが、同じ状況にいる方への共感につながると思います。

編集メモ:買い物依存や浪費が原因の借金は、自己破産では免責不許可事由(破産法252条)に該当することがあります。ただし、精神的な不調や生活背景も含めて事情を丁寧に説明することで、裁量免責が認められるケースはあります。管財事件になると管財人が丁寧に事情を聴き取ってくれるため、隠さず正直に伝えることが大切です。

依頼前に心配だったこと

一番心配だったのは、自分のメンタルが持つかどうか

ねこさんが最も心配していたのは、お金の問題そのものだけでなく、解決までのあいだに自分のメンタルが耐えられるかどうかでした。精神疾患を抱えながらの債務整理は、書類集めややり取りだけでも大きな負担になります。

解決できるまでの自身のメンタルがいちばん心配でした。

親の収支提出は事前相談で回避できた

実家暮らしという事情から、親の収支まで提出を求められるのではないかという不安もあったそうです。ただ、その点は前もって担当弁護士に相談していたことで回避できました。

また、親の収支まで提出となると困るなと。ここは前もって担当弁護士に相談していたので回避出来ました。

編集メモ:家族に関する資料の提出範囲は、同居状況や家計の実態によって変わります。実家暮らしでも「本人の収入・支出のみ」で足りるケースもあれば、家計が事実上一体化していると判断される場合には、同居家族の収入資料の提出を求められることもあります。気になる点は初回相談の段階で率直に伝えておくと、後の運用が整理しやすくなります。

事務所を選んだ理由と依頼後に感じたこと

弁護士は身内の紹介で。自分で探す気力もなかった為。

精神的に余裕がない中で、自分で弁護士を探すのが難しいというのはとても自然なことです。身内の紹介でつながれたこと自体は、ねこさんにとって大きな助けになったと思います。

ただ一方で、担当弁護士との意思疎通はなかなか難しく、手続きの途中で自己破産をやめたくなるほどしんどい時期もあったそうです。

ただ、担当弁護士との意思疎通がなかなか難しく自己破産を途中で辞めたくなりました。

債務整理では、制度そのものだけでなく「誰と進めるか」も本当に重要だと感じさせられるエピソードです。

編集メモ:身内の紹介は「信頼できる入口」として大きなメリットがある一方、相性が合わなかったときに「紹介してくれた人に悪くて言いにくい」という別の負担が生まれることもあります。もし意思疎通の難しさを感じたときは、代理人へ「もう少しかみ砕いた説明をお願いしたい」「文面で残る形で連絡してほしい」など、具体的な要望を伝えて構いません。契約している立場として正当なリクエストです。

手続き中に印象的だったこと

郵送対応に変えたことで家族バレした

浪費があったため管財人がつき、郵送物は管財人のところに届く形になりました。取りに行くのが難しく郵送に変更してもらったところ、その郵便物がきっかけで家族に知られてしまったそうです。

浪費もあったため管財人がつき、郵送物を管財人のところに取りに行くのが困難だったので郵送にしてもらったところ家族バレしました。

編集メモ:実家暮らしの方にとって、郵送物の扱いは見落としがちなポイントです。自宅ポストや玄関の共有郵便を家族が先に手にする環境では、差出人(管財人事務所・弁護士事務所・裁判所)から手続き中であることが伝わってしまう可能性があります。家族に知られたくない事情がある場合は、(1)事務所留・郵便局留にできるか、(2)差出人名を目立たない表記に変更できるか、(3)取りに行きやすい受取場所があるか、を事前に細かく確認しておくと安心です。

使っていない口座の履歴取り寄せが大変だった

いちばん難しかったのは、何年も使用していない口座の履歴の取り寄せに苦労しました。自分自身その口座を保有していたことすら忘れていたため。

編集メモ:自己破産では、過去の口座を含めた通帳履歴の提出を求められることがあります。存在を忘れていた口座が後から見つかると、それだけで手続きが長引く原因になります。心当たりがある方は、依頼前後の早い段階で(1)過去に使っていた金融機関を思い出せる範囲で書き出す、(2)通帳・キャッシュカードの残りを家中から探す、(3)マイナポータル等で登録口座を確認する、といった洗い出しをしておくと後がスムーズです。

1〜2年前のことを細かく聞かれても答えられなかった

また、遡って細かいところをヒアリングされた時ですね。2.3日前のことも覚えれていないのに1-2年前のことを聞かれても答えれなかったです。

手続きでは、借入の経緯や支出内容などを細かく確認される場面があります。とくにメンタルが落ちている時期の記憶は曖昧になりやすく、ねこさんのこの言葉には切実さがあります。

編集メモ:記憶が曖昧な場合は、「分かる範囲で答え、思い出せない部分は正直にそう伝える」で問題ありません。無理に思い出そうとして事実と異なる内容を答えてしまうよりも、通帳・カード明細・メール履歴などの客観資料と付き合わせながら整理していく方が安全です。事前に不安があるときは、代理人に「メモにまとめてから面談に臨んでいいですか」と相談すると、面談の負担が下がることがあります。

家計簿の感覚と管財人の基準にズレがあった

生活のやりくりについては、担当弁護士に相談しながら進めていたそうです。しかし、いざ管財人に提出すると、美容院代などについて「使いすぎ」と注意を受けました。

最初の家計簿をつける段階で生活していく上で決して必要ないであろう美容院代など、どの程度までなら許容範囲内かを担当弁護士にヒアリングしたうえでやり繰りをしていましたが、管財人に提出した際に使いすぎと注意を受けました。

編集メモ:弁護士(代理人)と管財人では、生活費の見方が一致しないこともあります。代理人は依頼者の生活実態と実務経験に基づいてアドバイスを行い、管財人は裁判所の立場から中立的に「相当な支出か」を判断します。代理人の助言どおりに動いていたのに管財人から指摘を受けた、というのはねこさんに限らず起こり得ることで、指摘を受けたら理由を確認して次月から調整すれば大丈夫、というのが実務の運用です。

これから債務整理を考えている方へのメッセージ

メリデリありますが、生活がままならなくなる前に手続きする方が精神的にも今後の経済面でも楽かと思います。

この言葉には、心身ともに限界に近いところまで頑張ってしまったねこさん自身の実感がこもっています。生活が崩れてからではなく、まだ動けるうちに相談することが、結果として一番負担を減らす道なのだと思います。

編集メモ:お金の問題と精神的な不調が重なっている方に向けて、法律相談以外の窓口も併記しておきます。ひとりで抱え込まないでほしいと願っています。

  • よりそいホットライン:0120-279-338
  • いのちの電話:0570-783-556
  • こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556

同じ悩みを抱えている方へ

ねこさんの体験は、「家族の生活費や医療費で自分の家計まで削られている」「精神疾患を抱えながら手続きを進められるか不安」「実家暮らしで家族バレが心配」という方に、多くの視点を残してくれています。事前に相談することで避けられる負担があること、身内紹介の弁護士でも合わないと感じたら要望を伝えていいこと、管財人からの指摘は「調整のきっかけ」と受け止めればいいこと——どれも、実際に経験した方だからこそ書ける現実的な言葉です。

コメント