かず(40代)/500万円・自己破産|FX投資と詐欺被害で追い詰められた先に
40代・会社員の「かず」さんは、FXや仮想通貨への投資で膨らんだ借金と詐欺被害が重なり、合計500万円・6社の債務を抱えました。「免責不許可事由に当たるから自己破産できない」と思い込んでいたものの、勇気を持って相談した結果、無事に免責が認められ、手続きは1〜2年で完了。今は旅行や趣味を楽しむ生活を取り戻しています。
| ニックネーム | かず |
|---|---|
| 年代・性別 | 40代・男性 |
| 職業 | 会社員(正社員) |
| 家族構成 | 独身 |
| 借金総額 | 500万円 |
| 債権者数 | 6社 |
| 主な原因 | FX・仮想通貨投資、詐欺被害、リボ払い |
| 手続きの種類 | 自己破産(免責許可) |
| 手続き期間 | 1〜2年 |
借金が膨らんでいったきっかけ
5年前からFXをはじめ、最初のうちは順調に進んでいたそうです。ところがある時から全く上手くいかなくなり、さらにハイレバレッジで取引を続けてしまいました。
投資での損失に詐欺被害100万円、そしてリボ払いの利息が重なり、気づけば500万円もの借金を6社に抱える状態になっていました。
債務整理を決断した理由
毎月返しても一向に残高が減らないリボ払いに追い詰められ、夜も眠れない日々が続いていたといいます。それでも「自分はきっと自己破産できない」という思い込みが、なかなか相談への一歩を踏み出せない壁になっていました。
かずさんの場合、FXや仮想通貨での損失は「浪費・投機的取引」として免責不許可事由に該当し得る行為です。しかし、正直に事情を話して誠実に対応すれば、裁判所の裁量で免責が認められる(裁量免責)ケースは少なくありません。最終的にかずさんも免責を受けることができました。
弁護士事務所の選び方と依頼前の不安
司法書士ではなく弁護士を選んだ理由
司法書士は取り扱える債権額の上限に制限があるため、500万円・6社という規模の案件では弁護士に依頼するのが確実な選択です。かずさんはその点をしっかり判断されていました。
最初の紹介から県の弁護士協会へ
最初はコミュニティの主催者の方から弁護士を紹介してもらいましたが、事務所が遠かったためやり取りへの不安から断ったそうです。その後、県の弁護士協会の無料相談で出会った弁護士に依頼することになりました。
「叱られるかも」という恐怖心は、多くの方が抱える感情です。でも実際には、弁護士はあなたの状況を責めるためにいるのではなく、解決策を一緒に考えるために話を聞いてくれます。
想定外だった費用のプラス
債権者集会が複数回になると追加費用が発生することがあります。契約時に「債権者集会が複数回になった場合の費用」についても確認しておくと安心です。
依頼中に大変だったこと・印象的だったこと
家計表をつけることで、実は毎月黒字だったと気づいたかずさん。「お金が足りないから投資で増やさなければ」という思い込みが、そもそも根拠のないものだったと分かる瞬間だったのではないでしょうか。これは多くの方に刺さる気づきだと思います。
手続きにかかった期間と費用
手続き全体の期間は1〜2年。弁護士費用は当初の提示額にプラス10万円となり、最終的な支払いは「少し大変」と本人も話しています。費用の分割払いに対応している事務所がほとんどなので、まずは相談の段階で確認してみてください。
手続きを終えた今の生活と気持ちの変化
夜も眠れず、食事も喉を通らなかった日々から、旅行や趣味を楽しめる日常へ。かずさんはそれを「当たり前に見えて、とても大切なこと」として語ってくれています。
手続き中に身についた家計管理の習慣も、今の生活を支える大きな柱になっているようです。「やらずとも貯金できたし、豊かだったと気づいた」というかずさんの言葉は、お金との向き合い方を根本から見直すきっかけになったのかもしれません。
同じ悩みを抱える方へのメッセージ
かずさんが一番伝えたいのは「ネットの情報だけで諦めないでほしい」ということだと思います。FXや仮想通貨が原因でも、免責が認められたかずさんのような方がいる。まず相談してみることが、すべての始まりです。
同じ悩みを抱えている方の、少しでも参考になれば嬉しいです。かずさん、体験談を寄せてくださり、ありがとうございました。
詐欺被害に遭われた方へ
かずさんのように「投資名目の詐欺」で資金を失ったケースでは、国民生活センターへの相談も選択肢のひとつです。
📞 消費者ホットライン:188(いやや)/年中無休
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