ぴーさん(@picyuu3/50代・女性)個人再生の体験談|過去に自己破産歴、オンラインカジノからの再挑戦
15年前にパチスロ由来の自己破産歴があり、今回はオンラインカジノが原因でいくつもの事務所に受任を断られたぴーさん(@picyuu3/50代・女性)の個人再生体験談です。精神保健福祉センターと消費生活センターの尽力で受任してくれる弁護士に辿り着き、契約書の一文を「重し」にして断ギャンブルを継続。認可決定から1年、安定した生活を送るまでの記録です。
ぴーさんのプロフィール
- 仮名ぴーさん(X:@picyuu3)
- 年代50代
- 性別女性
- 職業未記載
- 家族構成離婚後も元夫と同居(元夫は経済力なし)
- 借金額未記載
- 原因ギャンブル(オンラインカジノ)/過去にパチスロで自己破産歴(15年前)
- 手続き個人再生(再生委員あり)
- 期間約1年3ヶ月(3月受任 → 11月申立て → 翌年6月再生認可)
- 依頼先個人事務所(弁護士1名/事務員2名)※消費生活センター経由
- 費用未記載(受任〜11月申立てまで分割で支払)
- 特記事項精神保健福祉センター(ギャンブル依存治療)で通院中/複数事務所で受任拒否/連絡は原則すべて電話
借金の原因|オンラインカジノ、そして15年前のパチスロ破産歴
ぴーさんが挙げてくださった原因は、ギャンブル(オンラインカジノ)でした。加えて、15年前にパチスロ由来の自己破産歴があるという背景もお持ちです。
編集メモ:日本国内からのオンラインカジノは違法性が指摘されており、常習・多額の場合はギャンブル依存の側面も疑われます。個人再生は基本的に免責不許可事由の対象外(自己破産と違い、原則すべての債務が対象)ですが、事案の内容によって扱いは変わり得ます。オンラインカジノでの借金対応は事務所の受任姿勢もばらつくため、複数の窓口・公的機関を活用するのが有効です。
依頼前に心配だったこと|自己破産歴と、元夫との同居
15年前にギャンブル(パチスロ)による自己破産歴があること。
離婚後、経済力皆無の元夫と同居を続けておりそのことを理由に他の弁護士に依頼を拒否されたことで受任していただける弁護士が見つかるか不安でした。
依頼中に心配・大変だったこと|膨大な入出金履歴、オンカジの違法性
自己破産歴があるので書類の手配や記入は事前の知識があり、得に心配はなかったがオンカジの入出金履歴が膨大で資料収集が大変だったのと、オンカジの違法性が裁判所にどう判断されるか心配でした。
依頼した事務所の規模・選んだ理由|公的窓口経由でたどり着いた個人事務所
自己破産時の弁護士や地元の大手の弁護士事務所に多分「面倒くさい」という理由で断られ、どうしょうもなくなった時に当時ギャンブル依存治療のため通っていた精神保健福祉センターの精神保健福祉士さんに「消費生活センターを介して弁護士を紹介してもらったらどうか」と提案されそこからの受任につながりました。
消費センターの担当員から「やっと見つかりました!!」と言われたので相当数の事務所から依頼拒否されたと思います
受任していただいた弁護士の先生は個人事務所で先生一人に事務員二人。
実直そのものという感じの方ででオンラインカジノ由来の債務整理は初めての印象でしたが滞りなく手続きは進み応対は電話も含め全て先生本人が対応してくださりました。
悪かったところ
悪かったところはメールでの連絡ができず全て電話連絡が必要で電話嫌いの私にはきつかったです
あと申し立てした時の連絡がなく「11月に申し立てします」と言われたあと当月後半の開始決定まで放置されたの件は申し立て直後に連絡が欲しかったです。
編集メモ:公的な相談窓口(消費生活センター=188/精神保健福祉センター)は、弁護士との橋渡し役になってくれることがあります。私的な相談ルートで受任を断られ続けた場合でも、これらの窓口から新しいルートが開けることは1つの選択肢としてぜひ覚えておいてください。
依頼から終了までの期間|約1年3ヶ月
- 3月受任/費用の分割支払い開始
- 11月費用の分割支払い完了 → 申立て
- 11月後半開始決定
- 翌年6月再生認可(再生委員が必ずつく地域)
- 合計約1年3ヶ月
編集メモ:再生委員の選任運用は、裁判所ごとに扱いが異なります。「必ずつく地域」もあれば、事案によって判断される地域もあります。費用(予納金)にも影響するため、依頼予定の弁護士に地域の運用を確認するのがおすすめです。
印象的だった体験|契約書の一文と、再生委員の言葉
契約書「ギャンブルに手を出したら契約終了」の一文が「重し」に
契約書を書く時に「ギャンブルに手を出した場合はその時点で契約終了」の文言があり、その一文が重しとなりギャンブルに手を出すことなく現状も断ギャンを続けていられます。
再生委員の先生からの言葉
再生委員の先生がとても良い方で「これだったら自己破産でもよかったんじゃないかなぁ」と言ってくださったり今後の私の生き方についてギャンブルと距離をおくよう諭してくださったのが印象的でした。
認可から1年|現在の暮らしと、同じ悩みの方へメッセージ
現在個人再生認可から一年ちょっと経過ひましたが月々の返済を滞りなく済まし微々たる額ながら貯蓄もでき安定した生活を送っています。
都会だとそうでもないでしょうが地方だとギャンブル破産歴のある人間が再度ギャンブルで債務整理となると良い顔をされないと感じました。
自己破産はおろか個人再生すらも他に伺ったり電話した弁護士の口からは出ず弁護士も面倒くさくてやりたがらない印象でした。
今回の弁護士に私がたどり着けたのはひとえに私の回復に協力された精神保健福祉センターの方と消費生活センターの担当者のご尽力のおかげに尽きると思っています。その方々の気持ちに報えるように今後もギャンブルとは距離をおいていけたらと思っています。
ギャンブル依存に苦しんでいる方は「自分を変えられるのは自分だけ」の気持ちを持って、ギャンブルの先にあるのは泥のような苦しみだけということを理解しその泥濘から抜け出した未来を掴めるようになってほしいと思います。
編集メモ:ギャンブル依存の相談・サポート窓口です。無理のない範囲でご活用ください。
・精神保健福祉センター(各都道府県/政令市に設置):厚生労働省 案内ページ
・消費生活センター:188(消費者ホットライン)
・ギャンブル依存症問題を考える会:https://scga.jp/
・こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
ぴーさん(@picyuu3)、貴重な体験談をお寄せいただき、ありがとうございました。過去の破産歴、オンラインカジノ、地方での偏見――重い事情の中で、公的窓口と誠実な弁護士に支えられて認可までたどり着かれたご経験は、いま「もう無理かも」と感じている方への大きな希望になるはずです。再生計画の完遂と、これからの穏やかな日々を心よりお祈りしています。


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