そにさん(50代)自己破産の体験談|20団体450万円・免責不許可事由が重なる状況から1年半で免責
浪費・現金化・ギャンブル(競艇)と免責不許可事由が複数重なり、他事務所では受任を断られた状態から、返済レスキュー紹介の中規模事務所に依頼したそにさん(50代)の自己破産体験談です。約1年6ヶ月・費用約90万円をかけ、20団体・約450万円の免責を得られた1つの例として、実務的な学びの多い記録です。
そにさんのプロフィール
- 仮名そにさん
- 年代50代
- 性別未記載
- 職業未記載
- 家族構成親・弟あり(依頼中に金銭のやり取りが論点に)
- 借金額約450万円/債権者20団体
- 原因浪費/現金化/ギャンブル(競艇・数ヶ月)
- 手続き自己破産(管財事件)
- 期間約1年6ヶ月(2024年1月契約 → 決定まで約18ヶ月/申立後は約3ヶ月)
- 依頼先中規模の弁護士事務所(都内数拠点/返済レスキュー紹介)
- 費用合計 約90万円(管財費用含む・偏頗弁済で管財費用が増加)
- 特記事項他事務所では受付できずと断られた経緯/弟への全額返済で偏頗弁済/社会福祉協議会・NHK受信料も債権に/携帯端末代の未払いで赤ロム
借金の原因|浪費・現金化・ギャンブル(競艇)
借金の原因は浪費、それを補填しようと消費者金融からの借り入れ、返済するための現金化ループ、一攫千金を狙ったギャンブル(競艇、数カ月のみ)でした
編集メモ:浪費・ギャンブル・クレジットカードの現金化は、いずれも破産法上の「免責不許可事由」に該当し得ます。特に現金化は、資金決済法・貸金業法・カード規約違反の観点から違法性・グレー性が指摘される行為です。ただし実際には、裁判所の裁量で免責が認められるケース(裁量免責)も多く、そにさんのケースはその1つの例です。同じ結論を保証するものではありません。
依頼前に心配だったこと|他事務所で「対応しかねる」と断られた
ネットで調べれば調べるほど免責不許可事由ばかりで、破産が下りるのかどうかということ。下りるとは書いてあっても人次第なのではと不安ばかりでした。
実際、数カ月前に違う事務所に債務整理を相談したところ、その内容では対応しかねると受付そのものができなかったためです。
編集メモ(原文より):浪費・現金化・ギャンブルという複数の免責不許可事由が重なった状況でも、最終的に免責を受けられたのは心強い実例だと思います。他の事務所で断られた経験があっても、諦めずに相談先を見つけることの大切さが伝わってきます。
依頼中に心配・大変だったこと|家族との金銭のやり取りと偏頗弁済
変だったことは、家族との金銭のやり取りです。
親からは援助という形で証明を貰いましたが、弟からはLINEのやり取りで借金であることが分かるため、弟を債権者に入れないよう全額を返済しました。その結果、偏頗弁済となり、管財費用が増えてしまいました。
編集メモ:親族・知人など特定の債権者にだけ返済する行為(偏頗弁済)は、他の債権者との公平を害するとして問題視され、そにさんのように管財費用の増額や管財事件化の要因になることがあります。破産手続を検討している段階での家族・知人への返済は、必ず事前に弁護士へ相談することをおすすめします。
依頼した事務所の規模・選んだ理由|返済レスキュー紹介の中規模事務所
選んだ理由は返済レスキュー様のご紹介です。
都内に数か所拠点のある中規模の事務所のようでした。
対面は契約時、管財費用面談、債権者集会の3回だけでしたが、こまめにLINEでやり取りし、家計報告や相談がしやすかったです。悪かったところはありません(淡々と進むので事務的では少し不安もありましたが)。
依頼から終了までの期間|約1年6ヶ月
- 2024年1月契約(当初は2025年5月に破産決定予定)
- 後ろ倒し要因生活改善のペースが遅い(趣味娯楽費の削減)と指摘/家族との金銭のやり取りの完結
- 申立後2ヶ月あまりで債権者集会/決定まで3ヶ月弱
- 合計約1年6ヶ月
結局資料集めと生活改善に時間がかかりました。
編集メモ(原文より):1年6ヶ月という期間のうち、生活改善や資料集めに時間がかかったとのこと。手続きの申立て後は比較的スムーズに進んだようですが、準備段階での真摯な取り組みが結果に効いてくることが分かる事例です。
印象的だった体験|社協・NHK・携帯端末代(赤ロム)
社会福祉協議会からの借り入れ、滞納しているNHKの受信料も債権に入れていいと知ったことです。ただ、債権者に携帯電話会社がありスマホ端末代も分割で支払っていたので、結果赤ロムになりました。携帯回線は別会社に変えて端末は使えています、
編集メモ:「赤ロム」とは、携帯キャリアが端末代の未払い等を理由に端末をネットワーク利用制限(△/×)にした状態のことです。回線が使えなくなりますが、そにさんのようにSIMを別会社に切り替えれば端末自体は利用できる場合もあります(対応バンド等の制約あり)。
また、社会福祉協議会の貸付やNHK受信料の滞納分も、破産手続では債権として申告するのが原則です。個別の扱いは事案によって異なるため、必ず弁護士に確認してください。
債務整理を終えて|同じ悩みの方へメッセージ
私の場合自己破産でしたが、管財費用含めて結構お金がかかりました(約90万円)。それでも20団体約450万円の免責を得られました。受任から決定まで1年半かかりました。
債務整理にはお金と時間がかかること、その期間耐える意志が必要だと分かりました。
ただ、真摯に向き合えば必ずよい結果が下りると思います。
皆さんも諦めないでください。
そにさん、貴重な体験談をお寄せいただき、ありがとうございました。他事務所で断られた経験、偏頗弁済で管財費用が増えた反省、社協・NHK・携帯端末代といった実務的な学びまで――同じ状況の方の判断材料になる情報を、率直にまとめてくださったことに感謝します。


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