メンさん(40代)小規模個人再生の体験談|FX・バイナリーで700万円、依頼前日まで借金・LINE対応の個人事務所
FX・バイナリーオプションで借金700万円を抱えたメンさん(40代)の小規模個人再生の体験談です。依頼を決意する前日まで借金をしてFXを続けていた状態から一転、翌日には歩いて行ける近所の弁護士事務所に電話。当初は「確実さ」を求めて給与所得者等再生を希望しましたが、担当弁護士の見立てのもと最終的に小規模個人再生で申立て、10ヶ月で認可確定に至った記録です。
プロフィール・手続き概要
- 仮名メンさん
- 年代40代
- 性別未記載
- 職業給与所得者(会社勤め/実家に毎月仕送り)
- 家族構成未記載(実家に仕送り)
- 借金額3社で約700万円強(依頼直前3ヶ月で約500万円増)
- 主な原因FX・バイナリーオプション
- 選んだ手続き小規模個人再生(当初は給与所得者等再生を希望→最終的に小規模で申立)
- 期間依頼から認可確定まで約10ヶ月
- 依頼先歩いて行ける近所の個人経営の弁護士事務所(LINEで迅速対応)
- 特記事項銀行ローンあり/代位弁済のタイミングに配慮/実家への仕送りの扱いを不安視/債権者からの反対・訴訟なく認可
借金の原因
fx、バイナリーオプション
依頼前に心配だったこと(前日まで借金してFX、翌日には弁護士に電話)
メンさんが弁護士に相談を決断するまでの流れは、非常に印象的です。
自分は依頼しようと思っていなかった為、依頼する前日まで借金してfxをしていました。その3ヶ月前から前日までで約500万円ぐらい借金が一気に増えました。最後の日に総額をみたら3社の700強になっていました。急に我に帰り次の日には何も調べずに歩いて行けるぐらい近くの弁護士さんに電話していました。その次の日には面談相談して依頼しました。
小規模で依頼してたけどあとでネットで調べて見ると反対する業者があったため小規模で失敗するより確実な給与所得再生でお願いしました。
依頼前日まで借金してfxしていたのと、反対されるのと、訴訟されるのが心配でした。
「急に我に帰り」「歩いて行けるぐらい近くの弁護士さんに電話」——このスピード感が、結果的にメンさんの手続きを前に進める大きな力になりました。
編集メモ(原文より):個人再生のうち、小規模個人再生は債権者の意見聴取があり、反対意見が過半数を占めると再生手続きがとん挫してしまいます。今回の件ですと、3社700万円なので2社が反対するか、反対した債権者の債権の合計が400万円を超えると否決してしまうので、不安になる気持ちがよく分かります。一方で小規模個人再生の約95%が債権者の異議がなく手続きが終了するので、統計的には小規模個人再生で認可される可能性も高いと言えます。なお、給与所得者再生では債権者の意見聴取がない反面、可処分所得が返済額の比較対象に加わり、返済額が高くなる傾向にあります。
編集メモ:「依頼前日まで借金をしてFXをしていた」というのは、率直に読むと不安になる状況ですが、こうしたケースでもメンさんのように最終的に認可を得られる方は少なくありません。個人再生は自己破産と異なり「免責不許可事由」の概念がなく、原因を理由として利用できなくなることは原則ありません。ただし、再生計画の履行可能性が判断材料になるため、依頼後は投資からきっぱり離れ、家計簿を継続的に提出し続けることが重要になります。
依頼中に心配・大変だったこと
依頼後もメンさんの不安は多岐にわたっていました。ひとつずつご本人の言葉のまま紹介します。
小規模での反対・訴訟・差押えへの不安
とにかく依頼前の3ヶ月の借金が異常だったので小規模で反対されるのと、訴訟されて差し押さえされて会社に迷惑かけることがずっと心配でした。
編集メモ:弁護士が受任通知を発送すると、貸金業者からの直接の督促や取立ては停止するのが原則です(貸金業法21条)。訴訟や差押えのリスクはゼロにはなりませんが、受任後の実務では債権者との窓口が代理人一本化されることで、いきなり職場に差押えが入るような事態は起こりにくくなります。ただし、銀行ローン等の場合は保証会社への代位弁済のタイミングと申立てのタイミングをどう合わせるかで進め方が変わるため、担当弁護士と個別に方針を決めることが多いです。
実家への仕送り・家計状況提出への不安
実家に毎月少し仕送りしている事で実家の家計の状況を提出する可能性もあった為、実家の親にバレて迷惑かけてしまうのではないかそれも心配でした。
編集メモ(原文より):ご実家に仕送りをしていると、不当に清算価値を減少(債権者への支払額を減少)させる可能性があるため、その仕送りが妥当なのかを調査・報告を求める裁判所や再生委員もいらっしゃいます。
編集メモ:個人再生では、直近の生活実態を把握するために家計収支表の継続提出が求められ、大きな支出項目は理由の説明を求められることがあります。実家への仕送りは、扶養関係・金額・継続性などを踏まえて評価される項目のひとつです。金額が生活に見合ったものであり、継続的に行われてきたものであれば認められるケースが多いですが、隠すよりも代理人に事実を伝えて説明の仕方を整えるのが安全です。
銀行ローンの代位弁済のタイミング
銀行ローンもあった為、代位弁済が遅くなって他の会社に訴訟されるのも心配でした。
編集メモ:銀行のカードローンや目的別ローンは、返済が滞ると保証会社が代位弁済(銀行に代わって支払い)を行い、以後は保証会社が債権者となります。代位弁済のタイミングは、申立てや他社への対応と絡んでくるため、「どのタイミングで申立てるか」は担当弁護士がケースごとに判断していきます。心配な場合は、代理人に「代位弁済前と後、どちらで申立てる方針か」を確認しておくと見通しが立ちやすくなります。
依頼した事務所(LINEですぐ返事の個人事務所)
個人でやってる弁護士さんでした。
気になる事があればLINEするとすぐ返事が届いて話しやすくてよかったです。
悪かったところはありません。
「悪かったところはありません」と言い切れる関係性が、メンさんの不安の多い手続きを支えたことがよく分かります。
依頼から終了までの期間
10ヶ月
個人再生としてはおおむね標準的〜やや短めのスパンです。担当弁護士の判断力と、メンさん自身の書類対応の早さが、この期間感につながっていると考えられます。
体験談(給与所得者再生から小規模へ、弁護士の見立てを信じた選択)
依頼から申立てまでの過程で、方針は複数回検討されていました。
代位弁済が遅くなって訴訟されるのも心配だった為代弁済前の申し立てをしようと弁護士さんにお願いしてたけど、代弁済は結局家計簿つけている3ヶ月の間にすみました。
実家の家計状況提出もありませんでした。
反対や訴訟の事が心配な為、申し立てまえに小規模から給与所得再生にお願いしました。
申し立てまでに3ヶ月の家計簿が必要な為、その3ヶ月の間で弁護士さんから小規模でいけますよと何回も声をかけてくれました。
心配はあるものの申し立ては小規模でしました。
心配な事は弁護士さんと、隊長に質問したりしたのでとても心強かったです。
「安全策としての給与所得者再生」から、担当弁護士の何度もの声かけを受けて「小規模個人再生」へ——不安な心境と、専門家を信じて舵を切った瞬間が丁寧に記録されています。
編集メモ:小規模個人再生と給与所得者等再生の使い分けは、返済額(最低弁済額・可処分所得の比較)と、債権者からの異議のリスクバランスで決まります。給与所得者等再生は債権者の議決を要しない代わりに、可処分所得の2年分が返済額の下限に加わるため、結果的に返済総額が大きくなる傾向があります。「異議が出そうかどうか」の見立ては、債権者の顔ぶれ・過去の傾向・借入時期などから担当弁護士が判断する部分が大きく、メンさんのケースはその見立てが結果と一致した好例だと言えます。
債務整理を終えて
結果弁護士さんの言うとおり順調に進み、認可確定しました。
個人再生の事も何も知らずにもがく前にすぐ弁護士さんに即相談しました。
借金を前向きに考えてはやく弁護士さんに相談することで少しずつ解決前進できると思います。
隊長にも出会えてよかったです。
「もがく前にすぐ相談する」——これが、メンさんの体験を貫くいちばんのメッセージです。
同じ悩みを抱えている方へ
メンさんの体験は、「投資で借金が膨らんでしまった」「反対されそうな債権者がいる」「銀行ローンや代位弁済のタイミングが不安」「実家への仕送りがある」という方に、多くの視点を残してくれています。手続きの選択(小規模/給与所得者等)で迷ったときは、ネットで得た知識だけで判断せず、実際に担当してくれる弁護士の見立てを信じる場面もあること。連絡が取りやすい相手を選んでおくと、不安が湧いたそのタイミングで確認できること——どれも、経験した方だから書ける現実的なアドバイスです。


コメント