こんにちは!! 返済レスキューです✨
今回は「自己破産申立て後にギャンブルをしてしまい個人再生に変更した場合、申立てまでの期間や成功可能性」について、実例をもとに解説します!
自己破産後のギャンブルで個人再生へ変更…これからどうなる?
自己破産の申立て後にギャンブルをしてしまった場合、免責が認められない可能性が高くなります。そのため、弁護士からの助言で自己破産の申立てを取り下げて個人再生へ変更するケースがあります。
今回の事例では、自己破産申立て後のギャンブル → 申立て取下げ → 個人再生への変更という流れで、現在は「家計表を出し続けている状況」とのこと。この状況から、今後の見通しと成功の可能性について見ていきましょう。
個人再生への変更後に時間がかかる理由
再生計画の履行可能性の証明が必要
個人再生では、返済計画通りに3〜5年で借金を完済できる「履行可能性」が最重要視されます。申立て後のギャンブルは、この履行可能性を大きく下げる要因になります。
弁護士事務所が半年以上も家計表の提出を続けさせているのは、以下の理由が考えられます:
- 安定した家計管理ができることを証明する必要がある
ギャンブルをせずに収支が安定していることを、継続的な家計表で示すことが求められます。 - 再生計画の返済原資が確保できていることを示す
月々の返済に充てるお金が確実に残せていることを証明する必要があります。
ギャンブル依存症の治療実績が重要
専門病院に通院しているとのことですが、治療の継続性や効果も重要な判断材料です。弁護士はギャンブル依存症の治療状況や改善傾向を確認することで、今後も再生計画を履行できるかを判断しています。
清算価値の再計算が必要
ギャンブルで使用したお金が「清算価値」に加算される可能性があります。清算価値とは、仮に自己破産した場合に債権者に配当される財産の価値のことで、個人再生ではこの金額以上を返済する必要があります。
過去の事例では、申立て前のギャンブル費用が清算価値に加算され、返済額が増えたケースもあります。
この状況は厳しいのか?成功の可能性を高めるには
現状の評価
正直に言うと、自己破産申立て後にギャンブルをしてしまった後の個人再生は簡単ではありません。しかし、以下の条件が満たされれば認められる可能性はあります。
- ギャンブル依存症の治療が順調に進んでいる
専門病院での治療を継続し、改善していることを示す診断書があれば有利です。 - 家計管理ができている
半年以上の家計表で、収支がプラスで安定していることが示せれば有利です。 - 再生計画の履行可能性
ギャンブルをしなくなった今、返済計画を確実に履行できる収入があることを示せるか。
成功の可能性を高めるために
- 治療の継続と記録:専門病院の診断書や通院記録をしっかり保存する
- 家計表の徹底管理:収支をきちんと記録し、余剰金を貯金して返済原資を確保する
- 弁護士とのコミュニケーション:治療状況や家計改善の取り組みを定期的に報告する
- ギャンブル絶縁の継続:完全にギャンブルから離れ、依存症克服の意思を示す
申立てまでの期間はなぜこんなに長いのか?
「半年程度は時間がかかるものなのか」という質問ですが、通常の個人再生よりも時間がかかっているのは事実です。これには次のような理由が考えられます。
- 弁護士事務所の慎重な対応
大手事務所は依頼を受けた以上、申立てが却下されるリスクを最小限にするため、確実な実績作りを優先します。 - 裁判所の厳しい審査を想定
自己破産申立て後のギャンブルという経歴があるため、通常よりも厳しく審査される可能性が高く、それに備えた準備が必要です。 - 実績の蓄積
回答にもあるように「実績が欲しい感じ」は的を射ています。ギャンブルなしで家計が回る実績を積み重ねることで、成功確率を高めているのです。
まとめ
自己破産申立て後のギャンブルから個人再生へ変更した場合、通常より長い準備期間が必要になります。これは厳しい現実ですが、以下の点を押さえれば成功の可能性は十分あります。
- ギャンブル依存症の治療を継続し、改善を示す
- 家計表の提出を続け、安定した収支を証明する
- 弁護士の指示に従い、必要な情報を適時提供する
- 完全にギャンブルを断ち、新たな生活習慣を確立する
時間がかかっているからといって焦らず、一歩一歩着実に進めることが、個人再生成功への近道です。
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