今回は「消費者金融やクレジットカードで約440万円、奨学金で約400万円の借金がある場合、個人再生と任意整理どちらを選ぶべきか?」について詳しく解説します。借金総額が大きい場合、適切な債務整理方法を選ぶことが重要です!
質問:消費者金融やクレジットカードで約440万円、奨学金で約400万円の借金があります。個人再生と任意整理どちらを選ぶべきでしょうか?
借金総額が合計約840万円と大きい場合、返済能力や保証人の有無など複数の要素を考慮しながら、最適な債務整理方法を選ぶ必要があります。
回答:収入や奨学金の保証人の有無にもよりますが、金額を考えると個人再生の方が良いように感じます😊
個人再生がおすすめの理由
- 大幅な減額が可能
個人再生では、借金総額を法律に基づいて大幅に減額できます。例えば、総額840万円の場合、5分の1程度(約168万円)まで減額される可能性があります。これにより毎月の返済負担が軽減されます。 - 奨学金も整理対象になる
奨学金は保証人がいる場合でも個人再生で整理可能です。ただし、保証人には請求が行われるため事前に相談する必要があります。 - 裁判所を介した手続き
任意整理では債権者との交渉が必要ですが、個人再生は裁判所を通じて手続きが進むため、債権者との直接交渉が不要です。
任意整理がおすすめとなるケース
- 家族に内緒で手続きしたい場合
任意整理は裁判所を介さないため、家族に知られるリスクが低いです。 - 一部の債務だけを対象にしたい場合
任意整理では特定の債権者のみを対象にできるため、奨学金を除外して消費者金融やクレジットカードのみを整理することも可能です。 - 収入が多い場合
年収がおよそ2400万円(債務額の約3倍)を超える場合、個人再生の要件である「支払不能のおそれ」に該当しない可能性があります。
奨学金保証人への影響
個人再生では奨学金も対象となるため、連帯保証人(親族など)がいる場合は注意が必要です。保証人には請求が行われるため、事前に話し合いをしておくことが重要です。
お役立ち情報
個人再生のメリット
- 借金総額を大幅に減額できる
- 財産(住宅や車)を残せる可能性あり
- ギャンブルなどによる借金も対象になる
任意整理のメリット
- 家族に知られず手続き可能
- 手続きが比較的簡単
- 特定の債務のみを対象にできる
注意点
- 個人再生は官報に名前が掲載されます。
- 任意整理では減額幅が小さいため、高額な借金には不向きです。
- 奨学金保証人への影響については弁護士と相談することをおすすめします。
まとめ
消費者金融や奨学金など合計約840万円の借金の場合、大幅な減額効果を期待できる個人再生がおすすめです。ただし、家族に知られたくない場合や特定の債務だけを整理したい場合は任意整理も選択肢となります。弁護士や司法書士と相談しながら、自分の状況に合った方法を選びましょう!
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