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naoriomomさん(30代)自己破産の体験談|任意整理から切替・同時廃止

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naoriomomさん(30代)自己破産の体験談|500万円・任意整理から切替・同時廃止で免責

過去の浪費、引っ越し・出産・育児での支出、そして個人事業主としての負債が重なり、自己破産を選んだnaoriomomさん(30代・女性)の体験談です。当初は任意整理で進めていたものの月々の返済が難しく自己破産へ切替。複数事務所に断られた末に法テラス経由で担当弁護士に出会い、9割は管財事件と言われていた事案が最終的に同時廃止で約500万円の免責を得られました。

プロフィール・手続き概要

  • 仮名naoriomomさん
  • 年代30代
  • 性別女性
  • 職業元個人事業主(夫の自営業の屋号を代表として引き受けていた時期あり)
  • 家族構成夫・幼い子供あり
  • 借金額約500万円(免責額)
  • 主な原因過去の浪費/引越し・出産・育児関連の支出/個人事業主としての負債
  • 選んだ手続き自己破産・同時廃止(当初は任意整理の予定)
  • 期間依頼から完了まで丸1年
  • 依頼先法テラス経由で紹介された中年の弁護士(アナログ寄りだが根気強い対応)
  • 特記事項債権者10社以上/AGビジネスサポート利用歴あり/複数事務所に断られる/9割管財と言われたが同時廃止で免責

借金の原因

naoriomomさんが挙げてくれた原因は、複数の要素が重なっているケースでした。

過去の浪費の蓄積、引越し出産育児関連での消費、個人事業主としての負債

個人の消費と、事業としての負債が混在しているため、後述のとおり弁護士選びの難易度も高くなっていきます。

依頼前に心配だったこと

自己破産を選ぶ前は、様々な不安があったそうです。

クレヒスがブラックになると今後ローンも組みにくくなるため自己破産はしたくなかった(まだ子供が幼いため)。弁護士にかかる費用や、自己破産に使う労力(産後間もなかったため)、会社にバレないか、など。

「子供が幼い」「産後間もない」「会社にバレたくない」——同じ状況で悩んでいる方に、そのまま共感される内容だと思います。

編集メモ:いわゆる「ブラックリスト」は、信用情報機関(CIC・JICC・KSC)に事故情報が登録されている状態のことです。任意整理・個人再生・自己破産のいずれも登録対象で、登録期間は機関や手続きによって異なりますがおおむね5〜10年程度が目安です。会社への発覚については、自己破産の事実が勤務先に直接通知される仕組みは原則ありません。ただし、勤務先から借入がある/給与差押えの段階に入っている等のケースでは事情が変わるため、心配な方は初回相談で率直に伝えるのが安全です。

債務整理方針の変更(任意整理→自己破産)

最初は任意整理でスタートしたものの、実際の返済計画を見て「無理だ」と判断し、方針転換に至りました。

任意整理の契約を司法書士に依頼→月々の支払いが無理と感じ、自己破産へ。

編集メモ:任意整理は原則として元本を減額せず、将来利息のカット等で毎月の返済負担を軽くする手続きです。そのため、収入に対して残った元本が大きすぎる場合は、返済計画を組んでも継続が難しくなることがあります。ここで無理を続けず、個人再生や自己破産に切り替える判断は珍しくありません。「一度依頼したから最後まで同じ手続きで通さなければならない」ということはなく、状況に応じて方針を変えられる、という点はぜひ知っておいてほしいポイントです。

依頼中に大変だったこと(弁護士探しに難航)

自己破産に切り替えたものの、事案の複雑さから受任してくれる弁護士がなかなか見つかりませんでした。

何名かの弁護士に相談するも、数件断られた(夫の自営業の屋号を私が代表として個人事業主になっていた期間があるため、ややこしすぎて弁護士としては割にあわないからやりたくないとはっきり言われました)。
債権者も10社以上あったので、書類集めや情報集取は大変でした。

「割に合わないからやりたくない」とはっきり断られる——本人としてはショックだったはずですが、この体験談ではその現実がフラットに記録されています。

編集メモ:個人事業主・法人代表としての負債が絡む案件は、書類が多くなり、財産・売掛金・在庫の調査も必要になるため、事務所によっては敬遠されることがあります。ただし、事業者案件を積極的に扱っている事務所や、法テラス経由で紹介される事務所であれば対応可能なケースは十分にあります。1〜2件断られても「自分は破産すらできないのだ」と諦めず、窓口を変えて相談してみることをおすすめします。

依頼した事務所(法テラス経由)

最終的にnaoriomomさんが行き着いたのは、法テラス経由の弁護士でした。

法テラスにて相談。弁護士ガチャに当たりました!少しアナログなところもある中年の弁護士さんでしたが、私や債権者にも根気強く対応してくださり、なるべく同廃にできるように!と努めてくださいました。

「弁護士ガチャに当たった」という表現がとてもリアルです。「なるべく同時廃止にできるように」と方針をもって動いてくれたことが、結果に大きく影響しました。

編集メモ:法テラス(日本司法支援センター)は、収入等の条件を満たす方が弁護士・司法書士費用の立替(民事法律扶助)を利用できる公的機関です。世帯収入合算で判定するため、共働き世帯では条件を満たさないこともありますが、産休・育休や休業などで収入が下がっているタイミングであれば利用可能なケースもあります。「事業案件で断られ続けた」というnaoriomomさんのようなケースでも、法テラス経由で相性の合う弁護士に出会えるルートは残っています。

依頼から終了までの期間

丸1年

自己破産としては、事業者絡み・債権者10社以上・複数事務所打診というスタート地点を考えると、比較的スムーズに進んだ方だと言えます。

体験談(9割管財と言われた事案が、同時廃止に)

naoriomomさんのケースで特に注目したいのは、当初「9割は管財」と言われた事案が、最終的に同時廃止で決着したことです。

23年12月に個人事業主を廃業。24年3月ごろに弁護士に依頼し、24年に色々と動きました。個人事業主としてAGビジネスサポートも利用していたため、9割は管財になりますと言われていましたが、最後同廃で免責されました!
最終的に500万近くが免責されました。

編集メモ:個人事業主として事業性ローンを利用していた場合、通常は事業用資産や売掛金の調査のため管財事件になりやすい傾向があります。しかし、廃業から一定期間が経過している/換価対象になる財産が事実上残っていない/浪費等の免責不許可事由についても裁量免責の見込みがある、などの条件が揃うと、同時廃止で処理されるケースもあります。運用は地方裁判所ごとに差があるため、「絶対に管財になる/ならない」と断定できるものではなく、担当弁護士の見立てと裁判所の判断が大きく効いてきます。

債務整理を終えて

手続きを終えたいま、naoriomomさんの言葉には、疲労と安堵と、これから同じ道を歩む方への視線がにじんでいます。

弁護士探しが肝となるかなとは思いますが、私は運良く良い方に出会えました(数件当たってみてよかったです)。
自己破産をこのタイミングで選ばなければ、人生やり直しも厳しかったし、何より子供たちにもっと迷惑かかる結末になっていたかもしれません。10年近くクレヒスに残るのがデメリットかもしれませんが、バンドルやKyashなど、今は便利にカードも作れてなんとかなっています。
今はまだ経済的に苦しいのですが、肩の荷がおり心に余裕ができました。まずは、色んな弁護士事務所に相談して、色々な意見を聞いて、行動あるのみかと思います。

「クレヒスに残る」というデメリットを認めつつ、その後の生活を「なんとかなっています」と言える段階まで来ていることが、いま迷っている方への大きな示唆になります。

編集メモ:クレジットカードが使えない期間の代替手段として、プリペイド式のバンドルカード・Kyashなどを活用している方は増えています。これらはクレジットスコアや与信審査を経ずに発行できるため、事故情報が登録されている期間中も日常の支払いに使いやすい選択肢です。ただし、後払い機能(バンドルカードのポチっとチャージ等)を利用すると新たな債務になるため、利用の可否や上限は自分の状況に合わせて慎重に判断してください。

同じ悩みを抱えている方へ

naoriomomさんの体験は、「事業性の負債があるから」「産後で動けないから」「クレヒスが怖いから」といった理由で自己破産に踏み切れずにいる方に、複数のヒントを残してくれています。断られても諦めず、法テラスなど別の窓口も含めて相談を重ねること。任意整理でスタートして苦しければ、途中で方針を変えても構わないこと。まずは「話を聞いてもらう」ところから始めてみてください。

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