オワタさん(30代)個人再生の体験談|浪費が原因で約10ヶ月、大手事務所に依頼
浪費が原因で個人再生を選んだオワタさん(30代)の体験談です。大手事務所に依頼し、再生委員はつかず、費用は約70万円。手続きは申立てから約10ヶ月で完了しました。「他責にせず、恥ずかしがることなく、大事なのは未来」というご本人の言葉が印象的な記録です。
プロフィール・手続き概要
- 仮名オワタさん
- 年代30代
- 性別未記載
- 職業未記載
- 家族構成未記載(身内には伝えた)
- 借金額未記載
- 主な原因浪費
- 選んだ手続き個人再生(再生委員なし)
- 期間申立てから約10ヶ月
- 依頼先大手事務所
- 費用約70万円
- 特記事項車の査定はオートバックスで取得/身内には隠さず伝えた
きっかけは「浪費」
オワタさんが個人再生を選んだ理由は、ご本人の言葉でははっきりとシンプルに語られています。
浪費が原因で個人再生をしました。
細かい経緯は書かれていませんが、原因を「浪費」と自分で認め、他人や環境のせいにせずに手続きへ進んだことが、この体験談全体のトーンを支えています。
編集メモ:個人再生でも自己破産でも、「浪費」は本来であれば免責不許可事由(自己破産の場合)や、再生計画の説明で慎重に扱われる項目です。個人再生では原則として原因の如何に関わらず利用できますが、再生計画の履行可能性は重視されます。「他責にしない」姿勢は、弁護士・裁判所からの信頼を得るうえで実際にプラスに働くケースが多いと言われています。
不安だったこと
手続きを進めるなかでオワタさんが不安に感じたのは、お金と時間の問題でした。
不安なことは費用と期間です。
個人再生は手続きが長期化しやすく、毎月の積立(履行テスト)もあるため、「いつ終わるのか」「総額でいくらかかるのか」が見えにくいと感じる方は少なくありません。
編集メモ:個人再生の一般的な期間は申立てから認可決定まで約6ヶ月〜1年程度、その後3年(最長5年)かけて分割返済していくのが基本です。費用については、弁護士費用+裁判所への予納金+(再生委員がつく場合は)再生委員報酬という構成で、地域や事務所によって幅があります。最初の面談で「総額の見込み」「分割払いの可否」を必ず確認しておくと、後の不安が小さくなります。
大変だったこと
実際に進めてみて、オワタさんが一番もどかしく感じたのは「担当者からの連絡の少なさ」だったようです。
大変だったのは、依頼してから、レスポンスが少なくなることです。最初は親身に話を聞いてくれてとても安心したのですが、依頼後は連絡が1ヶ月に1回くらいになりました。
初回相談のときの「親身さ」と、依頼後の「静けさ」のギャップに戸惑った、というのは大手事務所に依頼した方からよく聞かれる声でもあります。
編集メモ:受任通知が貸金業者に送られた時点で、債権者からの直接の督促は止まります(貸金業法21条/ヤミ金等を除く)。そのため、依頼後はしばらく「動きが見えない」期間が続くのが一般的です。心配な場合は、事務所側から定期連絡がなくても、こちらから「今どの段階ですか」「次に必要なものは何ですか」と月1回ほど確認のメッセージを入れて構いません。返信のスピードは事務所選びの大事な比較ポイントになります。
依頼した事務所について
オワタさんが選んだのは、いわゆる大手の事務所でした。
大手の事務所にお願いしました。再生委員はつかず、費用は約70万円ほどでした。担当はサイボーグ先生のような淡々とした方でしたが、必要なことはきちんと教えてくれました。
「サイボーグ先生のような」という表現が、依頼後のドライなやり取りの雰囲気をよく表しています。一方で、必要な手続き・書類の指示は的確だった、という評価です。
編集メモ:個人再生では、裁判所の判断で「個人再生委員」が選任されることがあります(東京地裁などでは原則として選任される運用の地域もあります)。再生委員がつくと別途報酬(おおむね15〜25万円程度)が必要になりますが、つかない場合はその分費用を抑えられます。「再生委員あり/なし」は地域差・事案差が大きいので、依頼前に弁護士へ確認しておきたいポイントです。
期間と進み方
オワタさんのケースでは、申立てから完了までおおよそ10ヶ月。
申立てから完了まで、10ヶ月ほどでした。
個人再生としてはおおむね標準的なスピード感です。再生委員がつかなかったことや、書類のやり取りがスムーズに進んだことも、長期化を避けられた要因と考えられます。
印象に残っている出来事
実務的なエピソードとして、オワタさんが挙げてくれたのは「車の査定書」のことでした。
車の査定書をオートバックスで取ってもらえたのが意外でした。ディーラーじゃないと無理だと思っていたので。
個人再生では、財産の評価が「最低弁済額(清算価値保障)」にかかわるため、車を持っている方の場合は査定書の提出を求められることが多いです。
編集メモ:車の査定書は、ディーラーだけでなく、オートバックスなどのカー用品店でも発行してもらえることがあります(店舗・時期によります)。費用が無料〜数千円程度で取れる場合も多く、「ディーラーに行くと売却を勧められそうで気が重い」という方にとっては有力な選択肢のひとつです。事務所から指示された場合は、複数店舗で発行可否を聞いてみると進めやすくなります。
家族・身内への伝え方
オワタさんは、身内に対して隠さず伝える道を選びました。
身内には隠さず伝えました。最初は気まずかったですが、結果的にそれが一番ラクでした。
「家族にバレたくない」という相談が多いなかで、「むしろ伝えてしまった方がラクだった」という体験は、同じ立場で迷っている方にとって一つの参考になります。
結果と、これからの方へのメッセージ
手続き完了後、オワタさんはすでに次の支払いに向けて積立を進めているそうです。
支払い分の貯金はすでにできています。あとは粛々と返していくだけです。
これから手続きを考えている方に伝えたいのは、他責にせず、恥ずかしがることなく、大事なのは未来だということです。
「他責にせず」「恥ずかしがらず」「未来を見る」——シンプルですが、債務整理を考えている多くの方の背中を押してくれる言葉です。


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