ちなさん(20代前半)任意整理の体験談|200万円・SNS資金調達と浪費
買い物の浪費と、SNSで見かけた「資金調達」というスキーム(源泉徴収票の改ざんによる借入・スマホ転売)で200万円以上の借金を抱えたちなさん(20代前半・女性)。違法性のある借入でも整理できるのか、通報されないか——不安を抱えながら大手事務所に依頼し、月12万円の返済が6万円ほどに減額できた任意整理の体験談です。同じスキームに巻き込まれかけている方への警鐘でもあります。
| 仮名 | ちなさん |
|---|---|
| 年代 | 20代前半 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 未記載 |
| 家族構成 | 未記載 |
| 借金額 | 200万円以上(うち約半分はSNS発の「資金調達」スキーム由来) |
| 主な原因 | 買い物の浪費/SNSで見かけた違法性のある「資金調達」 |
| 選んだ手続き | 任意整理 |
| 督促が止まるまで | 約4日(3連休を挟んだため/平日依頼なら翌日が一般的との認識) |
| 依頼先 | 広告でよく見かける大手事務所(費用分割可) |
| 結果 | 月12万円の返済 → 月6万円ほどに減額 |
借金が膨らんだきっかけ|浪費とSNSの「資金調達」
ちなさんの借金は「買い物等の浪費癖」に加え、SNSで見かけた「資金調達」と呼ばれるスキームで膨らんでいきました。本人によれば、200万円以上の借金のうち2分の1がこのスキーム由来だったといいます。
源泉徴収票の額を上乗せしたものを消費者金融や銀行に提出し、総量規制を上回る額を借りる→借りれた額の10〜30%を紹介してきた業者に支払う
スマホを自分名義で契約、分割払いで購入する→紹介してきた業者にスマホを渡し、転売する→後日解約をする→月々端末代を返済する
この2つのやり方で多額の借金を抱えていました。正直に言いますとグレーどころかブラック、違法なやり方です。違法なやり方で借り入れたものでも整理できるのかが不安でした。
編集メモ(重要):ちなさんが書いてくれている「資金調達」は、近年SNSで若い世代を中心に被害が広がっている悪質なスキームです。源泉徴収票や収入を偽って借入を行う行為は、刑事責任(詐欺罪・私文書偽造等)に問われる可能性があり、スマホ転売を前提とした契約も契約違反・詐欺的取引に該当する可能性があります。紹介してきた業者は手数料で利益を得るだけで、最終的な債務とリスクはすべて契約名義人(あなた自身)が背負うことになります。
「うまい話」「すぐに現金が手に入る」と勧誘されたら、一度立ち止まって信頼できる相談先(弁護士・消費生活センター・警察)に相談しましょう。
・消費者ホットライン:188(いやや)(最寄りの消費生活センターにつながります)
・警察相談専用:#9110
・違法な勧誘や詐欺被害は、加害者側に問題があります。被害者として相談できる場面も多いので一人で抱え込まないでください。
同じ仕組みに巻き込まれかけている方へ|ちなさんの警鐘
このようなSNSを始まりとする「資金調達」には要注意です。詐欺や私文書偽造などに加担するケースが増えています。どうか、普通に借りたりカードが発行できなくなったら、状況は悪くなる一方なので債務整理を検討してほしいです。
スマホの転売なども「廉価売却」で支払ったお金より得られるお金の方が少ないです。
現金を用意する方法は早めに債務整理を相談し、支払いを止めてもらうことが安全で現金を確保しやすいと思います。
「普通に借りられなくなった」「カードが作れなくなった」と感じた段階で、立ち止まって債務整理を検討することの大切さ。経験者だからこその、説得力のある言葉です。
依頼前・依頼中に心配だったこと|通報されるのではないかという不安
違法なやり方で多重債務に陥った事を伝えるのがまず怖かったです。通報されたり怒られたりするんじゃないかと不安でした。あと費用が本当に分割できるのかというのも不安でした。
違法なやり方で借入してしまった、オンラインカジノで負けて借金が膨らんだ——こうした事情を弁護士に話す前は「通報されるのではないか」と不安になる方が多いはずです。ちなさんは経験者として、次のようにメッセージを寄せてくれています。
実務的に怒る弁護士はいましたが、通報することはまずありませんので、この点が不安で相談を控えている方は、ぜひ勇気をもって相談してみてください。
編集メモ:弁護士には守秘義務があり、相談内容を勝手に第三者へ通報することは原則としてありません(例外:依頼者の生命や明白な犯罪を阻止する必要があるような特殊なケース)。違法性のある借入であっても、まずは正直に経緯を話したほうが、適切な手続きと刑事リスクの整理ができます。ただし、依然として刑事責任の可能性は残るケースがあるため、債務整理に加えて刑事に詳しい弁護士のセカンドオピニオンも検討するとより安心です。
事務所選び|広告で見かけた大手事務所
割と大手の事務所だと思います、広告によく出てくる所なので、選んだ理由はシンプルに有名どころだったからです。
良かったところはいろんな所で断られたような問題も解決に向かって動いてくれたところです。悪かった所は強いて言えば費用が高い事です。分割可能だったのでさほど気にはしていませんが。
編集メモ:大手事務所は広告費の分だけ費用が高めになる傾向がありますが、対応のスピード・経験の幅・分割の柔軟性などの強みもあります。ちなさんのように「複雑な事情で他で断られた」ケースでは、経験の豊富な大手や、債務整理特化の事務所が選択肢になります。司法書士は扱える金額・業務範囲に制限があるため、複雑な事情の案件では弁護士事務所のほうが対応しやすい場合があります。
依頼から督促が止まるまで|約4日
私の場合は約4日です、三連休を挟んでいたので債権者側に受任通知が送られるのが遅くなってしまったからです。ド平日に依頼したら翌日には督促が止まると思いますよ。
- 依頼当日〜数日:弁護士から債権者へ受任通知を発送
- 受任通知到達後:貸金業者からの直接の取立て・督促は停止(貸金業法21条等)
- ちなさんのケース:3連休を挟み約4日で督促が停止
編集メモ:受任通知が貸金業者に届くと、貸金業法に基づき直接の取立て・督促は原則停止します。郵送・FAX・電子的な通知のいずれかで送られ、平日であれば1〜2営業日で届くのが一般的です。土日祝を挟むと数日かかることがあります。なお、貸金業の登録のないヤミ金等にはこのルールが事実上効きにくいので、ヤミ金被害は警察への相談を並行することが大切です。
任意整理の結果|月12万円→6万円ほどに
月12万円の返済から6万程に減額することが出来ました。資金調達で作った借金について悩んでいる方も多いと思います。
新たに借入を増やすのではなく、なるだけ早く債務整理にする事をおすすめします。資金調達で作った借金はややこしいため、司法書士事務所の方では断られる事が多いというか受け付けて貰えないです。
なので私みたいに違法なやり方で借り入れた方は、費用はかさみますが弁護士事務所に相談してください
編集メモ:任意整理は将来利息のカットや返済期間の延長を業者と交渉する手続きで、和解内容は事案や業者によって異なります。ちなさんのケースで月12万円→月6万円ほどに減額できたのは個別の和解結果であり、すべての方に同じ結果が保証されるわけではありません。和解後はその金額を完済まで支払い続ける必要があるので、家計に無理がないか弁護士と相談しましょう。
同じ悩みを抱える方へのメッセージ
違法スキームで借金を抱えるところまで追い込まれていたちなさんが、勇気を出して相談したことで道が開けた——という事実は、同じ状況にある方にとって大きな救いです。「カードが作れなくなった」「普通に借りられなくなった」と感じたら、それ以上深い穴に踏み込む前に、一度専門家に相談してみてください。


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