なし子さん(50代)個人再生の体験談|趣味・推し活
趣味・推し活が原因で借金が膨らみ、毎月のお給料以上の返済に追われていたなし子さん(50代・女性)。仕事柄「官報検索で会社にバレるかも」という不安や、家計表の作成・趣味の制約に毎月泣きそうになりながらも、厳しい弁護士さんの指導のもと、約1年半で個人再生の認可までたどり着いた体験談です。
投稿者プロフィール
| 仮名 | なし子さん |
|---|---|
| 年代 | 50代 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 不明(仕事上、官報検索を必要とする職種との記述あり) |
| 家族構成 | 不明 |
| 借金額 | 不明 |
| 主な原因 | 趣味・推し活 |
| 選んだ手続き | 個人再生 |
| 依頼〜認可までの期間 | 約1年半 |
| 依頼先 | 弁護士1名・事務員2名の小規模事務所 |
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借金が膨らんでいったきっかけ
借金の主な原因は、趣味への支出でした。いわゆる「推し活」や趣味は、心の支えになる一方で、気づかないうちに収入を上回る支出につながってしまうことがあります。なし子さんも、毎月のお給料以上の支払いが続くようになり、自力での返済が難しい状態に追い込まれていきました。
債務整理を決断した理由と、依頼前の不安(官報検索)
なし子さんがいちばん心配していたのは、職場で官報検索を使う機会があり、自分の手続きが会社に知られてしまうのではないか、という点でした。仕事柄このような懸念を持つ方は、ほかにもいらっしゃると思います。
※なし子さんの依頼当時はまだ運用変更前の制度下です。
弁護士事務所の選び方と、厳しい先生との向き合い方
なし子さんが選んだのは、小規模で目の届きやすい個人事務所でした。担当の弁護士さんはかなり厳しい方だったようで、依頼中の心境を次のように振り返っています。
悪かったところは、事務さんがあまり親身になってくれなかったこと、説明不足で戸惑いました。
人間関係のなかで「できれば言いたくないこと」というのは、誰にでもあるものです。言わずに済ませた方が、その場は波風立たず楽なこともあります。ただ、家計や借金の整理においては、その「楽な選択」が最終的に目標達成の邪魔になることも少なくありません。担当の先生から厳しい言葉が向けられるのは、それだけ真剣に向き合ってくれている裏返しでもあります。なし子さんも、振り返ってみて「あの厳しさが認可につながった」と感じられているようです。
一方で、事務員さんの説明不足には戸惑った場面もあったとのこと。事務所選びでは、弁護士さん本人だけでなく、事務員さんとの相性やサポート体制も含めて見ておくと安心です。
依頼中に大変だったこと(家計表と趣味の制約)
生活費以外にお金を使用した場合の、弁護士さんに納得していただく理由付けが難しく苦労しました。
趣味で借金が大きくなってしまったため、当然受けるべき制約でしたが、趣味への投資は禁止されていたので毎月辛かったです。とにかく、趣味を減らしたり娯楽費を抑えるのに苦労しました。
個人再生では、家計表の提出が継続的に求められます。なし子さんの場合、借金の主な原因が趣味であった分、申立て中は趣味への支出を抑える必要があり、毎月の生活そのものに我慢を強いる期間が続きました。
趣味は、人によっては心の支えそのものでもあります。それを一定期間制限することは、心理的な負担としては相当大きいものです。ただ、その期間を乗り越えた経験は、認可された後の生活でも「もう同じ失敗はしない」という土台になります。
手続きを終えて感じたこと(クレカが使えない不安と、踏み出せなかった日々)
もっと早くに相談すればよかったです。
また、家計表が大切になりますので、毎日こまめに計算することをおすすめいたします。
債務整理を考えるとき、多くの方がぶつかるのが「クレジットカードが使えなくなる」というハードルです。普段の支払いをカードに頼っていればいるほど、その不安は大きくなります。なし子さんも、その点でなかなか踏み出せず、結果として借金が膨らむ時期を長く過ごしてしまったと振り返っています。
そのうえで、これから個人再生を考えている方への実用的なアドバイスとして、「家計表は毎日こまめに計算しておく」ことを挙げてくださいました。月末にまとめて作ろうとすると、どうしても抜け漏れが出やすく、結果的に弁護士さんへの説明にも詰まってしまうものです。
同じ悩みを抱える方へのメッセージ
なし子さんの体験談から伝わってくるのは、「最初の一歩で躊躇した時間は、ほぼ後悔として残る」というシンプルな事実です。クレカが使えなくなる不安、会社にバレるかもしれない不安、趣味を制限される辛さ——どれも実在する負担ですが、それを抱えたまま借金だけが増えていく状況に比べれば、整理に踏み出した方が結果的に早く楽になれることが多いものです。
仕事上の事情で官報のことを心配される方も、まずは弁護士・司法書士に正直に相談することで、自分の状況に合った進め方を一緒に考えてもらえます。「もっと早く相談すればよかった」と振り返る方が多いということは、それだけ「動き出してから見える景色」が違うということでもあります。
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