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自己破産の体験談|2回目・病気と現金化からの再起

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aaさん(30代)自己破産の体験談|病気・医療費

病気と医療費の負担から借金が増え、前回の自己破産から7年以内・現金化・社会福祉協議会の借入など、免責不許可事由がいくつも重なっていたaaさん(30代)。大手の弁護士事務所からは「難しい」と断られ続けた中、法テラス経由で出会った先生の尽力により、最終的に同時廃止で免責許可を得られたという体験談です。家族に秘密のまま手続きを進めた精神的な大変さも、本人の言葉でお寄せいただきました。

投稿者プロフィール

仮名aaさん
年代30代
性別不明
職業不明
家族構成配偶者あり(手続きは秘密で進行)
借金額不明
主な原因病気・医療費、現金化、多重債務
選んだ手続き自己破産(2回目/同時廃止)
依頼〜免責までの期間約1年1か月(2023年8月相談 → 2024年9月免責許可)

借金が膨らんでいったきっかけ

借金の原因は、病気と医療費の負担が重なったことでした。生活を立て直そうとペイディーの後払いを使った現金化にも手を出してしまい、社会福祉協議会の緊急小口資金・総合支援資金、docomoの未払いなど、債権者が複数にわたる多重債務の状態に。気がつけば、自分ひとりでは整理できないところまで膨らんでいました。

編集者からの注釈:クレジットカードの後払い枠を使った「現金化」は、規約違反であるだけでなく、状況によっては違法・グレーと判断される行為です。自己破産の手続きでは「免責不許可事由」のひとつに該当するため、必ず弁護士・司法書士に正直に申告することが大切です。

債務整理を決断した理由

aaさんが今回の自己破産を決断した背景には、前回の破産(保証債務によるもの)から7年以内であること、現金化・社会福祉協議会からの借入など、いわゆる「免責不許可事由」が多く重なっていた状況があります。

免責不許可事由が多すぎたため、大手の弁護士事務所や、自分で探した居住地の弁護士事務所全てに「自己破産は難しい」と言われたので、本当に自己破産できるか心配だった。

それでも、訴訟が始まる前に動かなければ生活が成り立たないという現実があり、最終的には法テラス経由で相談を申し込むことを決断しました。

補足:前回の免責許可から7年以内の再申立ては、法律上「免責不許可事由」に該当するケースが多いとされています。ただし、事情によっては裁判所の裁量で免責が認められる「裁量免責」という選択肢があります。aaさんのケースも、この裁量免責にあたると考えられます。

弁護士事務所の選び方と依頼前の不安

依頼前に心配だったこと

  • 前回の破産から7年以内
  • 先払い買取(別の司法書士事務所で依頼し解決済だが、費用を支払い終わっていない)
  • ペイディーの後払いを使っての現金化
  • 社会福祉協議会も債権者に含んでいる(緊急小口資金、総合支援資金)
  • docomoを債権者に含んでいる
免責不許可になった案件の一覧を見ると、1000万円以下の債務で免責不許可になった案件は「前回の免責許可から7年以内の申立て」が多いので、aaさんのケースはとても珍しく、参考になる内容です。

事務所選びの経緯

大手や地元の事務所に断られ続けた後、法テラス経由で申し込みました。一回目の法テラス事務所で面談した先生は、始めから自己破産できないスタンスだったので、すぐに面談が終わりました。

二回目(一回目から二週間後)の電話面談で、今回の先生に当たり、「相談し契約したい」と伝えました。事務所での打ち合わせはかなり多かったですが、本来であれば管財事件になる案件を、細かく上申していただき、同時廃止でできるよう尽力いただきました。(最初は「管財事件になる覚悟はしてください」と言われていました。)

依頼中に大変だったこと

司法書士事務所の費用を支払い終えてから、自己破産の申し立てをする形になったため、家計簿の提出期間が長かった。
配偶者には秘密だったため、配偶者の携帯代や保険料をそれとなく聞き出すのが罪悪感もあり、精神的にも大変でした。
申し立てまでの期間が長かったので、2件訴訟されました。

家計簿は数か月分まとめて出すケースが多いのですが、aaさんの場合は別件の司法書士費用を支払い終えるまで申立てができなかったため、提出する家計簿の期間がより長くなったとのこと。家族に内緒で進めるなかで生活費の内訳を確認していく作業は、心理的な負担も大きかったようです。

手続きにかかった期間と費用

相談から免責許可までの流れは以下のとおりです。

  • 2023年8月 法テラスに相談
  • 2024年5月 別件の司法書士費用の支払いが終了
  • 2024年6月 破産申し立て
  • 2024年7月 破産手続開始決定
  • 2024年9月 免責許可

相談から免責許可まで、約1年1か月。本来であれば管財事件になる可能性が高かったケースですが、担当の先生が細かく上申してくださったことで、同時廃止での処理が認められました。

手続きを終えた今の生活と気持ちの変化

免責不許可事由が複数重なっていたうえ、前回の自己破産から7年以内・配偶者に秘密のまま、という難しい条件が揃っていたなかで、最終的に同時廃止で免責許可を得られたことは、aaさんにとって大きな安心につながったようです。

前回の自己破産から7年以内、現金化などの免責不許可事由がありながらも、同時廃止で解決できたという、希望のある体験談でした。

もっとも、前回の破産は保証債務(誰かの保証をしていた借金を被ったもの)だったとのことで、aaさんのケースには少し特殊な事情もあります。同じような状況のすべての方に同じ結果が約束されるわけではありませんが、「断られ続けても諦めずに次の事務所をあたる」という選択肢があることを示してくれる体験談です。

同じ悩みを抱える方へのメッセージ

免責不許可事由がいくつもある状態でも、法テラスを使って粘り強く相談先を探したことで、aaさんは道を見つけられました。最初の事務所で断られても、それで終わりではないこと。家族に内緒で進める手続きは精神的にしんどい場面もありますが、訴訟が始まる前に専門家へ相談することが、結果的にいちばんの近道になることが多いようです。

同じように「自分は免責不許可事由が多すぎるから無理かも」と感じている方にとって、aaさんの体験は、ひとつの参考になるはずです。

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