今回は個人再生中のデビットカード不正利用について、気になる補償の可能性をお話しします。珍しいケースですが、希望が持てる内容かもしれませんよ😊
個人再生中のデビットカード不正利用、補償はどうなる?
個人再生の手続き中で、債務の中にJCBのクレジットカードが含まれているのに、JCBのデビットカードが不正利用されてしまったというケース。とても珍しい状況ですね。
個人再生とデビットカード不正利用は別問題
結論から言うと、個人再生の手続きとデビットカードの不正利用は全く別の問題として扱われる可能性が高いです。つまり、デビットカードの不正利用分については、通常の不正利用と同様に補償が受けられる可能性があります。
デビットカード不正利用の補償について
デビットカードの不正利用があった場合、原則として補償を受けることができます。ただし、以下の点に注意が必要です。
- カード発行会社に速やかに連絡する
- 補償の限度額や条件を確認する(多くの場合、年間100万円が限度)
- 不正利用の届出期限を守る(多くの場合、利用明細通知後60日以内)
補償対象外となるケース
以下のような場合は補償が受けられないことがありますので注意しましょう。
- カードや暗証番号の管理が著しく不十分だった場合
- 第三者にカードを利用させていた場合
- カードの署名欄に署名していなかった場合
個人再生中の注意点
個人再生中は、新たな借入れやクレジットカードの利用が制限されます。しかし、デビットカードは預金口座からの即時引き落としのため、新たな借入れには当たりません。そのため、個人再生中でもデビットカードの利用自体は問題ないとされています。
ただし、個人再生手続き中にデビットカードなどのキャッシュレス決済を多用していると、「現金よりも安易な出費につながりやすい」と裁判所から問題視される可能性があります。
対応のポイント
- JCB(カード会社)に速やかに連絡し、不正利用の報告と補償の申請をする
- 個人再生の担当弁護士にも状況を報告する
- 警察への届出が必要になるケースも多い
- 今後のデビットカード利用について、注意点を確認する(再発行や利用停止等)
まとめ
個人再生中のデビットカード不正利用は珍しいケースですが、両者は別問題として扱われる可能性が高いです。速やかな報告と適切な対応で、補償を受けられる可能性があります。ただし、個人再生中は金銭管理に特に注意が必要なので、デビットカードの利用についても慎重に検討しましょう。
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