依頼した弁護士に解約される理由3選

今回は、債務整理を依頼した弁護士が契約を解約する理由についてお話しします。債務整理を進める中で、弁護士が途中で辞任することは珍しいことではありません。ここでは、その主な理由を3つご紹介します。

概要と事例、その事例の背景の紹介

債務整理を依頼した弁護士が契約を解約する理由として、以下の3つが挙げられます。

費用の滞納

　弁護士費用や債権者への返済が滞ると、弁護士は手続きを進める意思がないと判断し、辞任することがあります。多くの場合は、前もって連絡することで入金スケジュールの変更ができるところも多いので期日より前に相談することをお勧めします。

信頼関係の欠如

　依頼者が嘘の申告をしたり、弁護士の指示に従わなかったりすると、信頼関係が築けず、辞任されることがあります。
　例えば、再びギャンブルや投資を始めてしまったり、家計収支で故意に嘘をつくことが挙げられます。このようなことをしてしまったときは、バレるのを恐れるのではなく、正直に話した方が気持ちも楽になり、そのような不利なことでも相談してくれることは、かえって信頼にもつながりますので勇気を出して相談してみましょう。

コミュニケーション不足

　弁護士との連絡が取れない、または依頼者が必要な情報を提供しない場合、スムーズな手続きができず、辞任されることがあります。
　実際のところ、これが一番多いかもしれません。連絡が取れなかったり、書類の提出が滞ってしまうと手続きも進めようがなく、上記の信頼関係にも支障をきたしますのでせめて連絡は取りあうように気を配りましょう。

辞任された時のメリット・デメリット

メリット

• 弁護士との信頼関係が築けない場合、他の弁護士に依頼することで、より良い結果を得られる可能性があります。
• 新たな弁護士に依頼することで、手続きがスムーズに進むこともあります。

デメリット

• 弁護士が辞任すると、債権者からの督促が再開される可能性があります。
• 新しい弁護士に依頼する際には、再度着手金が必要になることがあります。

まとめ

　弁護士が辞任した場合でも、すぐに別の弁護士を探して債務整理を再開することが大切です。辞任の際には、元の弁護士から必要な書類を早めに返却してもらいましょう。

　諦めずに新たな弁護士に相談することで、再び手続きを進めることができます。信頼できる弁護士と共に、無理のない返済計画を立てて、前向きに進んでいきましょう😊

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